私たちの想い
社会全体の急速なDX化、コロナ禍という逆風の中で一気に進んだリモートワーク、産業のボーダレス化など、私たちの生きる時代はまさに大変革のただ中にあります。だからこそ大切なのが、自らの足で揺るぎなく立ち続けること。それを私たちは「現場力」と考えています。
ここにご紹介するキャリア入社のエンジニアたちは、そんな当社の姿と重なるように、自らの手で新しいキャリアの扉を開き、スキルを磨いてきた社員たちです。そのたくましさこそ、当社の「現場力」の源泉です。
積み上げてきた経験と知見をどのように発揮しているのか。そして新しい環境で何を吸収し、成長に結びつけているのか。ぜひメッセージを受け止めていただけたらと思います。
- コミュニケーション力を武器に
“かゆいところに手が届く”サービスを。
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2019年入社
J.N.
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NRIグループならではの安定感
新卒でユーザー系IT企業に入社しインフラエンジニアとしてスタートを切った後、SIerでプリセールスエンジニアとして新規システム導入提案を担当しました。この経験を通じて培ったインフラ構築の技術力やコミュニケーション力を発揮し、新しいキャリアを築いていこうと考えたことが転職の動機となりました。その点で数多くのインフラ案件を扱うiテックは大変魅力的な存在でした。自分の強みを活かしつつ、提案・構築・維持管理の各フェーズに携われることは、30歳となった自分にとってベストな選択に思えました。またNRIグループという安定した経営基盤も魅力でした。入社後にコロナ禍に見舞われたものの業績が大きく落ち込むことはなく、この安心感は家族を抱えての転職に大きなプラス材料となりました。
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多様なレイヤーの人と調整を重ねる
入社後は中小証券会社を担当。PCやサーバー、プリンタ、ネットワーク機器などOA環境の維持運営サービスの提供、新規システムの提案・導入に従事しています。顧客のOA環境に精通している強みを活かし、潜在的な課題にまで目を配りながら“かゆいところに手が届く”サービスを心がけています。同社のPC更改の際は各支店を半年以上かけて訪問し、パートナー企業の技術者を指揮しながら無事に更改を終えました。顧客の情報システム部門、各支店の担当者、そしてパートナー企業と調整先は多く、大勢の人を巻き込みながらの行脚は大変でありながらも楽しいものでした。様々なレイヤーの人とコミュニケーションを取りながら進めることで、私の持ち味であるコミュニケーション力を存分に発揮できているという実感が得られたものです。
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みんなで盛り上がるカルチャーが心地いい
IT系企業というと地味でおとなしいイメージを持たれがちかもしれません。しかし当社は正反対。明るくオープンな人がそろっているという印象です。もちろん中途入社だからといって疎外感を抱くことはまったくありません。20周年記念イベントでは、あるコーナーの司会を任され、オンラインながら大いに盛り上がりました。社長もチャットで参加してくれ、こういうイベントも会社を挙げてみんなで積極的に楽しもうというカルチャーが根づいていると感じます。エンジニアですから新しい技術の吸収に貪欲であることはもちろんです。特にサーバー系、ネットワーク系、クライアント系のスキルは必須と言えるでしょう。それに加えて、当社のこうした開放的な雰囲気も一緒に楽しもうとする姿勢のある方を歓迎します。
- 培ってきたスキルと経験を
十分に発揮できる環境がある。
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2017年入社
K.H.
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家族のために安定した環境へ
文系出身の私が新卒でインフラ系SEの道へと踏み出したのは、ITスキルを身につけることで市場価値の高い人材になりたいと考えたためでした。その後、ネットワーク系のスキルも磨きたいと転職。ドイツでの海外勤務も経験しました。日本に帰国して二度目の転職としてiテックに入社しました。そのとき私は32歳。それまでの10年間で積み上げてきたスキルと経験を活かせる環境を求めていました。2次面接で「あなたの経験はここですべて活きます」との言葉を耳にしたとき、まさに思いのかなう場に出会ったと確信したのです。また、既に結婚し、子供もいたので生活の安定も重要な条件でした。その点NRIという確かなバックボーンがあること、待遇面で十分な提示をいただいたことも、決め手となりました。
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大規模顧客を担当する醍醐味
入社後は、PCライフサイクル運用をはじめとする顧客のITインフラの構築・運用を担っています。担当しているのは上場企業数社。各社とも社員数が多いためPCだけでも数千台から数万台にのぼり、一言でキッティングや機能アップデートと言っても作業量は膨大になります。当然エンドユーザーの業務に支障が生じてはならないので作業には常に万全を期しており、そのプレッシャーは非常に重いものです。数万人の社員が当たり前のように業務でPCを使っている、その日常を支えているという実感は私の大きな誇りです。ある顧客については、日本とアメリカで連携しているシステムの更新対応を担当しました。作業のためにアメリカにも出張し、日米の時差を利用して拠点の機能を止めることなく切り替えを行いました。こうしたダイナミックな業務に携われるのも多くのグローバル企業を顧客に持つ当社ならではです。
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2ヵ月間の育児休業を取得
2021年、2人目の子供が誕生しました。その際、2ヵ月間の育児休業を取得しました。社内でも特に珍しいことではなく、多くの社員が既に長期の育休を取得していました。私の場合も上司が「いいことだからぜひ」と積極的に勧めてくれたのです。育休中には上の子の小学校入学式にも参列でき、妻はもちろんのこと、子供も大変喜んでくれました。これからは私もマネージャーとして、後輩たちから同じような相談を受けた際はぜひ背中を押してあげたいと考えています。フレックスタイム制や在宅勤務、サテライトオフィス活用と、柔軟な働き方ができるところも気に入っています。また当社では、様々なキャリア入社の社員が働いており、バックグラウンドの多様さが自由でオープンなカルチャーに結びついています。キャリア入社であっても自然に溶け込める雰囲気があるので、これから入社を志望される方も心配はいりません。
- IT経験ゼロでの転職。
英語力を武器に、いま最前線で活躍している自分に驚いています。
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2020年入社
A.T.
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自分の持ち味であるコミュニケーション力を信じて
私は完全な文系人間でITはむしろ苦手分野でした。いまIT企業で働いていることに私自身驚いています。新卒で入社したのはアパレル系の商社。担当は貿易事務でした。幼少期から親しんできた英語を活かそうと考えたのです。仕事そのものは面白かったのですが、次第に将来のキャリアを切り拓いていくには自分の武器と呼べるスキルが必須だと思うようになり、IT業界への転職を志しました。もちろん不安はありました。けれど自分の持ち味であるコミュニケーション力によって必ず道は拓けると決心。「人間力と技術力」をモットーに優れたコミュニケーションを通じて最適なソリューションを提供しているiテックは、そんな私の決断にふさわしい会社と感じました。
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IT×英語力を活かしてユーザーに寄り添う
現在私は顧客である証券会社に常駐し、IT機器購買管理業務を担当しています。顧客の社員が必要とするPC等のIT機器を、社員の要望を伺った上でベンダーに発注。納品後のアセットマネジメントや操作説明、トラブル対応等も行います。社員の中には英語を母国語とする方も多いため、日常的に会話やメールのやり取りで英語を使っています。社員の多くはIT機器のプロではないため、どんなスペックの機器が最適か、判断がつきません。詳しくお話を伺って1人ひとりの社員に最も適した機器を判断し、サポートを提供することが私の使命です。「T.さんじゃなかったら解決できなかった」と言っていただけるのは、私にとって最高の褒め言葉です。
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社員の人柄への印象は、入社後も変わりませんでした
“人間力”にも通じることですが、iテックへの入社の決め手となったのが社員の人柄のよさ、優しさでした。入社前に会ったすべての社員がとても穏やかで、丁寧に私に接してくれました。ITの知識・経験がゼロで飛び込むことに大きな不安を抱いていた私にとって、そうした姿はとても心強く、こんな人たちと一緒に働けるならきっとやっていけると思ったのです。入社後その印象は確信に変わりました。中途入社でありながら育成担当制度のおかげで先輩社員がマン・ツー・マンで相談に乗ってくれるのも嬉しかったですし、誰もが何かと話しかけてくれました。会社の周年記念イベントでは実行委員も担当できました。私にとっていい会社とはいい人がいること。iテックに入社したのはベストの選択だったと、当時も今も思っています。
- 未来は自分で切り拓いていく。
その決意はエンジニアとして譲れない。
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2021年入社
S.S.
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エンジニアのキャリア形成に行き詰まりを感じて
転職を決意したのは32歳のときでした。それまで約10年間、エンジニア派遣の会社に所属。大手検索サイトをはじめ、製造業、電力会社、教育機関など様々な企業のネットワーク設計から導入に携わりました。派遣される案件は自分で選ぶことはできません。指示に従うのみでした。そのため計画的にスキルを磨き、キャリアを積み上げていくことは難しく、次第にエンジニアとしての将来に不安を抱くようになったのです。そこで自分に不足していると感じていたネットワーク運用に携われる企業に転職したいと考えました。設計から運用まで一貫して行えるiテックは、その条件にふさわしい企業だったのです。内定をいただいた数社の中で最も条件面が良かった当社。予想を上回る好待遇に私への高い評価と期待を感じたことも、入社の決め手となりました。
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“使えて当然”の社会サービスを支える
現在担当しているのは大手コンビニエンスストアチェーン店の複合機のネットワークです。具体的には複合機から各種チケットや公共サービス等にアクセスする際のインフラ管理です。コンビニの複合機から住民票などを発行された方も多いと思いますが、私も転職活動の際に大いに活用しました。私自身が便利に使わせてもらったシステムを、今は私が管理する立場にあることに、やりがいを感じています。またお客様社内のWeb会議では1,000人以上が同時にアクセスするために、通信回線が不安定になるという問題がありました。そこでトラフィック急増に伴う問題をブレイクアウトによって解消しました。ネットワークの安定稼働は今や当たり前のことであり、その当たり前を支えることが私の使命です。脚光を浴びることはありませんが、社会に不可欠の仕事をしていることに誇りを感じています。
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新しい技術だからこそチャレンジしたい
入社して驚いたのがオファー面談でした。3~4の案件を提示され、どのプロジェクトに携わりたいかをたずねられたのです。派遣時代と違って自分の意思で希望の業務に就けることが嬉しく、エンジニアとして主体的にキャリアを積んでいけると確信しました。部署の異動についても半年に一度、人事に直接、希望を伝えられる機会が用意されています。だからこそ必須なのが、自ら成長しようとする姿勢。新しい技術も貪欲に吸収することが求められるのです。現在NRIグループが力を入れているのが、“何も信頼できない”を前提にセキュリティ対策を行うゼロトラストです。この分野での経験を持つ方はもちろんのこと、新しいテーマだからこそ挑戦してみたいという意欲のある方には、きっと活躍のチャンスが巡ってくることでしょう。
- 会社を選ぶことは環境を選ぶこと。
エンジニアとしての成長のために。
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2020年入社
H.T.
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NRIグループならではの規模感
新卒入社の某生命保険会社の情報システム部門で経験を積んだ後、転職したのが医療機器メーカーでした。ここでは全国の医療機関に向けて電子カルテの提案から運用・保守まで携わりました。それはガラパゴスと言っていいほどレガシーなシステムで、このまま最新の技術を経験することなく年を重ねることに不安を抱くようになり、思い切って転職することにしたのは“SE定年35歳説”がリアルに気になる年齢を迎えたときでした。内定は3社からいただきました。その中で圧倒的な規模だったのがiテック。街の至るところで目にする金融機関の多くのシステムをNRIグループとして手がけていて、そのスケールは大きな魅力でした。さらに社員1人ひとりを大切にする企業風土にも惹かれました。
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金融インフラに携わる責任感とやりがい
メガバンクをはじめ誰もが知っている金融機関のITインフラに携わっています。NRIグループが提供する『IDS』(https://www.nri.com/jp/service/solution/fis/ids)はその一例です。これは金融機関に向けて金融情報データを提供する、文字通りの金融基盤で、仮に停止してしまうと株式市場に影響を与えかねません。私はサーバー、ネットワークの維持管理を通じてシステムを見守っており、NRIグループとして深夜の障害対応にも即応できる体制を作っているのも、他に比肩するものがないほど重要なシステムを支えているという使命感のためです。また有名金融機関のITインフラの更新ではデータセンターの移設を担当しました。UNIX系OSの経験がなかった私にとって難しいチャレンジでしたが、無事に移設を終えることができました。この達成感こそ、成長の実感です。
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確かな成長につながる環境がある
エンジニアにとってどのような環境で過ごすかは、キャリア形成の重要なポイントです。この点で当社を選んだことは正解でした。当社にはスキルも意識も非常に高い社員が多く、多忙なときでも決して勉強の手を緩めず、資格も確実に取得しています。NRIの社員も含めそうしたエンジニアたちと同じプロジェクトで過ごすことは、私にとって大きな刺激となっています。また新しい技術を学ぶために外部のセミナー等への参加を希望するときは、費用をサポートしてくれるなど、積極的に背中を押してくれます。こうした環境が得られたことこそ当社に転職した一番のメリットでしょう。金融インフラにおいても今やクラウドの知見は必須です。クラウドのスキルをお持ちの方はもちろん、今後本格的にクラウドを学んでいきたいとお考えの方には、ぜひ当社で挑戦していただければと思います。