長期的な視点でお客様にとって最適なシステム構築を行う

プロフィール

大熊 憲一
2005年入社。基盤サポート事業部・上級プロフェッショナル。前職ではビジネスソフトウェア導入におけるインフラ系のサポートを手がける。東京都出身。

ある金融会社における基盤構築サービスの履歴

ユーザー企業と二人三脚でシステムを構築する

企業のITサポートを中心に行うNRIデータiテックだが、システム構築も大切な業務のひとつ。企業のニーズに合わせて、システムのインストレーション(設計、構築、導入)を行い、業務の効率化や、災害時の事業継続などを支援している。そんなインストレーションの現場について、基盤ITサポート事業部で金融会社のOA系システム全般の構築を行う大熊憲一に話を聞いた。
「システムライフサイクルを考慮して、時代の先を見ながら提案と構築を行います。大きくは5年ごとのサーバーの入れ替えと、クライアントの入れ替えの際に、クラウドやBCP(事業継続計画)、サーバー仮想化などのトレンドを取り入れて、システム構築に取り組んでいます」

新しい技術を取り入れながら業務に取り組む

日々の業務には、担当者との密なコミュニケーションが欠かせないと大熊は語る。「お客様のシステム担当者の方が新しい技術の導入に積極的なので、ご要望に応えるのが大変ですが、反面、社内のナレッジ蓄積には役立つこともある」と、業務を通じて新しいテーマを学ぶことも多いという。
2009年には、約50台のサーバーのすべてを仮想化するというプロジェクトを受注。「当時社内に仮想化のノウハウがあまりなかった頃。数台のサーバーを手がけていた程度」。しかし現行のシステムを熟知したiテックのチームであったことと、5年後まで見据えたシステム計画を提案したことで、受注が決定。仮想化に関する業務を拡大していくきっかけにもなった。

業務システムを安定して運用するために

2011年には、東日本大震災の発生と電力供給が不安定な状況を受け、BCPサイトの構築に取り組む。「業務に不可欠なシステムや、メールなどのコミュニケーションツールなどを継続できるよう、サーバー約10台を大阪のDRサイト(災害復旧サイト)に整備しました」(大熊)
万が一の時に備えたBCPサイト。構築にあたっては、オペレーションの簡略化が不可欠だった。「メインからBCPサイト移行する際、移行先の社員の方に知識がなくても作業が完了できるようにしないといけない。複雑な手順を省き、バッチ処理などで自動化したシステムを構築しました」と語る。

社員のワークスタイルに合わせてシステムを作っていく

また2012年は、大規模なPCリプレースに合わせて、クライアントの仮想化を実施。「サーバー側だけでクライアント用のアプリケーションを動かしてデータを管理することで、セキュリティを強化すると同時に、個人所有のPCやタブレット端末からもアクセスできるBYOD(Bring our own device)の環境も構築しました」と大熊。
新システムの導入にあたっては約200名の社員一人ひとりに利用状況をアンケートして要望を聞き出し、手始めに50セッション分の仮想化を構築した。「今後使う人数が増えてくればまた増やして、次のタイミングには、すべての社員が使えるようになるかも」と、早くも次回のリプレースのイメージを描いている。

常に将来を見すえてシステムを提案する

長期的な視点で企業のシステムをマネジメントする大熊。「プロジェクトの間に担当者と話をして、数年後にはシステムの環境はこうなるので、次はあれを目指しませんか?などの提案はよくしています」と、日々のコミュニケーションを大切にしている。
ITインフラが仮想化、クラウドにシフトしていく中、これからのインフラ構築についてどう考えるのか。「ハードの管理はクラウドの業者に移行しつつありますが、ユーザー企業のシステムの方がまだ追いついていないところがある。そこをお手伝いして、コンサルティングを基本とした業務に対応しなければ」と将来を語ってくれた。

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